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りゅういちのWWW等入門
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りゅういち活字依存症
・ようやく高校生になり、受験も気になりだした頃、小説にはまってしまいました…。
・そんで、そんな身分ではないのですが2000年を期に今年から読んだ作品を評価、紹介したいと思います。
・おいらは素人なんで参考程度にお読みください。
・評価はとりあえず 私の独断と偏見により、5点満点でつけます。
・どんどん書くことが短くなっていることにはふれないように…(^^;
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2000年
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2001年
2002/5
模倣犯
(上・下) -もほうはん-
宮 部 み ゆ き
(Miyabe Miyuki)
★★★★★
上)直木賞受賞作『理由』以来 三年ぶりに放つ現代ミステリー
公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった―。
あ る 日 突 然 、 破 壊 さ れ る 人 生
下)あまりに切ない結末!魂を抉る驚愕と感動の三千五百五十一枚
炎上しながら谷底へ落ちていく一台の車。事故死した男の自宅には、数々の「殺人の記録」が。事件を操る真犯人の正体は…!?
ま や か し の 希 望 は 、 絶 望 よ り も 邪 悪 で あ る
(帯より引用)
REVIEW
映画化で話題なので先に読んでしまいました。評判どおりすばらしい作品。有馬と犯人のやり取りや、途中で犯人側の視点になり、その後また入れ替わるといった手法も目新しいわけではないがよかった。様々な人間の絡み合いまくる人生には一見の価値ありかも。また、最後にはあっけない幕切れと、切ない結末がまっているのであった。
2002/6 ピース:中居正 弘 有馬 義男:山崎 努 にて映画化(バトルロワイアルのように原作を無視しまくっているようで…)
2002/3・4 は無し
2002/2
脳男
-のうおとこ-
首 藤 瓜 於
(Syudou Urio)
★★★★
本年度 江戸川乱歩賞受賞作
全 選 考 委 員 絶 賛 ! 未 知 な る 怪 人 が 誕 生 し た
連続爆弾魔のアジトで見つかった心を持たない男。謎だらけの存在が犯人を追いつめ、街ではパニックが加速する。(帯より引用)
REVIEW
表紙のイラストと中身はほとんどつながらない気がするのは僕だけか?(^^; また、帯では怪人となっているが、悪人を倒す正義の味方のような位置である。が、この話はファンタジーの趣ではないので大量殺人者になってしまうのである。主人公はうらやましくもあり、あまりそうなりたくないというような人物である。内容はきちんと伏線はっていたしなかなかミステリの部分もある。
2002/1
ホーキング、未来を語る
-Stephen Hawking The Universe in a Nutshell-
スティーヴン・ホーキング
(Stephen Hawking) 訳 : 佐 藤 勝 彦 (Satoh Katsuhiko)
★★★
1 0 0 万 部 突 破 、 超 ベ ス ト セ ラ ー 「 ホ ー キ ン グ 、 宇 宙 を 語 る 」 待 望 の 続 編
時間旅行は実現するのか? 人類は滅亡するのか? 天才科学者が、宇宙と人類の未来について縦横無尽に語る!(帯より引用)
REVIEW
「ホーキング、宇宙を語る」の続編とあるが、つながりはあまりなく、こちらから呼んでも十分わかる内容となっている。また内容もアインシュタインの相対論から、現在の科学でも先端な理論を解説して、またイラストも多くわかりやすい内容となっている。
始祖鳥記
-しそちょうき-
飯 嶋 和 一
(Iijima Kazuichi)
★★★★
迷 わ ず 、 お の れ を 生 き る こ と で す 。
空前の凶作、貧困で、人心が絶望に打ちひしがれた暗黒の天明期、大空を飛ぶことにおのれのすべてを賭けた男がいた。
その”鳥人”幸吉の生きざまに人々は奮い立ち、腐りきった公儀幕府の悪性に敢然と立ち向かった。(帯より引用)
REVIEW
最初の方は少し盛り上がらず読むのが間延びしてしまったが、中、後半は一気に読んでしまった。幸吉の飛行から、塩の流通改革へとつながり、当時の風俗も事細かに書き込まれていて勉強にもなる一冊である。また、出てくる人々の生き方もかっこよい。
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